メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2010年3月21日発売)
4.03
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本棚登録 : 1918
感想 : 153
5

ゲームはメタルギアソリッド2、3を15年くらい前にクリア済み(だから内容はうる覚え&ストーリーをあまり理解してなかった)
ノベライズは最近、1,2,3と続けて読み、本作に至る。

2、3についてはゲームをやったこともあり、当時のプレイの興奮と当時理解しきれなかったストーリー、背景の理解が進む興奮で一気に読んでしまったが、本作は小説としての完成度(文章、内容ともに虐殺器官を思い起こさせる)に興奮して、気づいたら読了していた。

おそらくゲームをプレイしているだけでは気づかない(そこまで上手じゃなく、クリアするだけで一生懸命になっちゃうから)、濃密なストーリーをたっぷり堪能できるのはメタルギアの20年来のファンであり自身も優れたSF作家である伊藤計劃だからこそかな。

そしてあとがきに痺れ、小島秀夫のインタビュー内容で泣く。

私にとってこれは書架のど真ん中に鎮座する小説です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年2月5日
読了日 : 2021年2月4日
本棚登録日 : 2021年2月4日

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