まるで呼吸するかのような一文、一文の、なかで、呼吸を続けることとやめ(ざるをえなくな)ることについて、心が考える。考えた。港町が舞台なのは、其処そのものがさまざまな――もしかすると彼方や此方も含めた――場所への出入り口になるからかなと、ひとまず呼吸の終わった本を閉じて、考えたり、した。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
とおくへ
- 感想投稿日 : 2018年6月23日
- 読了日 : 2018年6月23日
- 本棚登録日 : 2018年6月23日
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