読み終えた後、私も25年の間に口にしてきた食事をなんとなくぼわわんと思い出してみた。珍しい物や高価な食事もしたにも関わらずしっかり記憶として私の中に残っているのは、中学時代友人と塾帰りに食べた肉まんの味だったり、受験の合間に口に入れたチョコレートの味、そして小さい頃に飲んだ砂糖をこれでもかという位に山ほど入れたコーヒーの味。
それが今どんな意味をなしているのかはわからないけど、当時の情景は簡単に思い出す事ができる。しっかり覚えてるって事は、脳みそが忘れちゃいかんよって言ってるから、だよね、きっと。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年6月30日
- 読了日 : 2013年6月30日
- 本棚登録日 : 2013年6月30日
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