僕らのミクロな終末 上 (on BLUEコミックス)

著者 :
  • 祥伝社 (2022年2月25日発売)
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本棚登録 : 292
感想 : 6
3

丸木戸マキさんの作品を読むのは2シリーズ目です。
「ポルノグラファー」の色っぽさ満載よりも、冒険チックが多めかな。
10日後に地球に隕石がおちて世界が破滅するっていう、よくあるシュチュエーションだけど、
その限られた10日で何をするか・・・だよね。
真澄(♂)はとある理由で大学留年し卒業したものの就職氷河期でようやく入った会社がブラック企業で体を壊して退職。
非正規職員で事務をし、奨学金と母の借金を返す日々。
独りぼっちで10日後を迎えようとしていた。
せめて静かなところでと図書館にいくと、大学時代につきあっていて、留年した理由でもある律(♂)と再会。
律に頼まれて一緒に死体の処理をすることになったが、その死体は生きていた。
学校でいじめられて推しアイドルが死んで、自殺しようとしていたその16歳の少年を諭して、家である浜松まで二人は送っていくことに。
ただ、外は世紀末。東京から浜松まで自転車で行くことに。
途中、その推しアイドルにそっくりのめぐるをたすけることになった。
実は推しアイドルの妹(?)だった!?途中からめぐるの実家である松本に進路変更。
って感じのお話。
その中に、真澄と律の過去の話やら、
それぞれの生い立ちの話がはいってきます。
やっぱ、話が話だけに暗めのストーリーですが、少年がなんだか明るいし、
いろんな「ん?」があったりして・・・。
とりあえず2巻までよまないとねって感じの1巻です

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL
感想投稿日 : 2023年1月11日
読了日 : 2022年12月29日
本棚登録日 : 2022年12月29日

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