夜の姉妹団: とびきりの現代英米小説14篇

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  • 朝日新聞出版
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感想 : 13
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「夜の姉妹団」スティーヴン・ミルハウザー
「結婚の悦び」レベッカ・ブラウン
「境界線の向こう側」ミハイル・ヨッセル
「僕たちはしなかった」スチュアート・ダイベック
「古代の遺物」ジョン・クロウリー
「シャボン玉の幾何学と叶わぬ恋」レベッカ・ゴールドスタイン
「アート・オブ・ベースボール」「ドナルド・バーセルミの美味しいホームメード・スープ」「コーネル」ドナルド・バーセルミ
「いつかそのうち」ジェームズ・バーディ
「ジョン・フォードの『あわれ彼女は娼婦』」アンジェラ・カーター
「匕首をもった男」ラッセル・ホーバン
「ラベル」ルイ・ド・ベルニエール
「北ロンドン死者の書」ウィル・セルフ
が読めます。

こういう小説たちのような世界との距離の保ち方が好きだなと思いました。
これは編訳者の柴田元幸さんの世界観でもあるのかもしれない。
世界は優しくておかしいということを悲しい中にも感じられる作品たち。
秀逸な短篇集だと思います。

とくに面白かったもの。
「僕たちはしなかった」
「シャボン玉の幾何学と叶わぬ恋」
「いつかそのうち」
「ラベル」←最高すぎる!こういう人間が最高すぎる!
「北ロンドン死者の書」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(作者:外国人)
感想投稿日 : 2011年7月3日
読了日 : 2011年7月3日
本棚登録日 : 2011年7月3日

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