へびのクリクタ-

  • 文化出版局 (1974年3月1日発売)
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感想 : 93
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かわいいね。
ボド婦人の所に息子さんから、誕生日プレゼントとして送られてきたヘビのクリクターくん。 
ボドさんはクリクターが毒のない蛇だということを調べると、ミルクを飲ませ、ヤシの木を何本も買って、子供のように可愛がりました。
クリクターくんはボドさんのしてくれることに尻尾を振って犬のように喜び、何でもよく噛んで食べて、だんだん長くなり強く強くなりました。
長い長いセーターを編んでもらって、雪の日に這い回るのが大好きでした。
ボドさんが先生をしている学校につれていってもらい、アルファベットや数字を体で形にして覚えました。
体を滑り台にしたり、縄跳びの縄にしたりして、子供たちとも遊んでくれました。
泥棒が来たときには、泥棒をぐるぐる巻にして、とっ捕まえてくれました。
働きもので愛されたクリクターを紀念して街には銅像も出来ました。
だあれも「ヘビ気持ち悪い」などと言わない、可愛くて心にあたたまる絵とお話。



読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年5月4日
読了日 : 2022年5月4日
本棚登録日 : 2022年5月4日

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