時系列としては『アイスウィンド・サーガ 冥界の門』の続きに当たる
前作で救出されたレギスは盗賊ギルドのギルドマスターの座を占め、ブルーノーはミスリルホールの奪還を果たして王となり、ウルフガーとキャッティ・ブリーの結婚の宴も間近に控えるなど、エントレリへの妄執も乗り越えたドリッズトにはかつてないほどの平穏な日々が訪れていた。
しかし、ドリッズトの生まれ故郷アンダーダークでは、ドリッズトを巡ってのある陰謀が持ち上がっていた・・・
ドリッズトは残酷なドロウの社会に馴染むことができず、半ば身を守るように地上世界へとやってきたのだったが、ドリッズトの家系である、ドゥアーデン家はドリッズトの裏切りによって没落。
生き残っているのはかつての地位を追われたドリッズトの兄姉二人だけになっていた。
『ダークエルフ物語』の1,2巻目あたりを読んでいるとやはり感慨深くなる作品。
でも、数年で早くも絶版なんですよね~、手に入らないってわけではないのですが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
R.A.サルバトーレ
- 感想投稿日 : 2009年10月8日
- 読了日 : 2009年10月8日
- 本棚登録日 : 2009年10月8日
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