まだ「酒場放浪記」がスタートしたばかりの頃のエッセイ。類さんは、思った以上に(失礼!)文学的な文章をお書きになる。
世代的にも、私達よりもしっかりとした日本語を書くよう話すように言われていた世代だからというベースもあるし、そのうえで類さんご自身が画家であり俳人であるから、情景の切り取り方が上手で、描写も丁寧なように感じた。
もっと軽くサクサク読めちゃうエッセイなのかなと思って読み始めたのに、思いのほかじっくり読まさせていただきました。楽しい読書タイムでした。ちなみに私は下戸なので、お店やお酒の情報は、夫に伝えたいと思います。
読書状況:読み終わった
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enjoy reading
- 感想投稿日 : 2019年7月1日
- 読了日 : 2018年8月10日
- 本棚登録日 : 2019年7月1日
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