誰も教えてくれない 日本の不都合な現実

著者 :
  • きずな出版 (2021年10月16日発売)
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感想 : 32

厳しい現実を知ることで、賢く、ラクに生きられる
歴史的に見て人口が減る日本の未来はなかなかに暗い
若い人が選挙に行っても、政治は変えられない仕組みになっている 
地方創生は難しい 日本全体の景気が良くなって初めて地方にお金が落ちる
日本が中国に支配される可能性はある  中国人の政治家の誕生
日本は生活保護を受ける人が少なすぎる、資格のある人の20%
日本でしか暮らせない人はキツい  いつでも出ていけるという心の余裕があるとよい
世界から戦争がなくなることはない 中国とアメリカなら民主的なアメリカが不利
公平さを追求すると社会の分断が起こる、トランプ大統領
地位や権力のある人は逮捕されにくい
ウソをついたもの勝ちになっている 東京オリンピックの招致
日本企業は能力ではなく「忠誠度」で人を評価する
食料自給率は低くても問題はない カロリーベースで資産農林水産省の利権
移民の受け入れで若者の給料は安くなっていく
政治から優秀な人間はどんどんいなくなる 給料は安く激務
不況になると社会的弱者を叩く人が多くなる
チャンスはお金持ちの人にだけやってくる、日本の税制は資産家の人がトクをする 
日本人の平均給与は下がり続けている
「経済が回らないと人は死ぬ」はウソ
「奨学金」という名前は詐欺的 ほとんどは単なる学資ローン
日本の株式市場はもはや不健全な状態 日銀が買いすぎ、新陳代謝や買収が起きない
個人の自由を制限したほうが経済が回ることもある
年金は払わないとバカを見る 税金の問題
農業はたぶん食いっぱぐれない
日本企業はケチって失敗する スピード感が重要
切り捨てやすい派遣社員はこれからどんどん増える
保険金は満額払われるとは限らない、交渉ストレスなど考慮したらなくても良い
フランチャイズは儲からない、儲かったら本部が出店してくる
会社で正義が貫かれるとは限らない、大企業は大丈夫、中小企業では危険
求人広告にはウソも書かれている、嘘に騙される人が一人でも採用できれば良いので
成果主義を導入しても失敗する会社は多い、足をひっぱられ優秀な人からやめる
縁故採用はよくあること、大っぴらに言っている方がまし
「スキルのたまらない仕事」がこの世にはある
新卒で入った会社には3年間いたほうがいい
「金をもらって感謝される仕事」とそうでない仕事がある 介護や医療、警察官は感謝される、給料以外の判断基準にした方が良い
じっくり物事を考える人は社会では評価されにくい 
30代以降のベンチャー企業勤務は厳しい
日本にいたままラクしてお金を稼ぐのは難しい 発展する国、稼げる場所にいることが重要
結婚率が減っているのは単に不景気だから
外見は努力でけっこうどうにかなる
保育園の仕事は超絶ブラック やりがい搾取
産休・育休がとりにくいのは日本の会社に余裕がないから
子どもの半分以上は遺伝で決まる
学校の先生のいうことを真に受けてはダメ 勉強はともかく社会経験がない、親の方がマシ
学校のテストで測れる能力は意味がない 意欲、関心、粘り強さ、コミュニケーション能力
日本の道徳教育には欠陥がある 全員が良い人であることが前提、悪人の存在を教えるべき
陰ながらの努力は報われない 上司の能力は大したことが無いから
知識よりも体力のほうがよほど大事
大学の勉強よりよほど役に立つのは統計学
感情や欲求はコントロールできる 日常生活を送れているなら優先度の問題
頭がいい人はどんどん都会に吸いとられる
35歳くらいになると性格は変えられない
個人として有能でも、経営者が無能だと報われない
いじめはなくならない 社会性のある動物の本能、逃げるしかない
「友だち」がいない人は不幸になりやすい
本を読むより先にするべきことがある 睡眠時間と体力


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年3月23日
読了日 : 2022年3月23日
本棚登録日 : 2022年3月23日

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