この気持ちはどう説明するのであろうか。
友達でもなく、兄弟だけれども昔から知っているわけでもない。
でも体に同じ血が流れていることが隣を歩くことで伝わってくる。
私は融の気持ちと貴子の気持ちが、歩行祭の最中に変化していったことに感動した。
青春真っ只中。
子どもではないけれど、大人でもない年齢の高校生が自分の精神と向き合って答えを出す時間の重要性を改めてわかった。
歩行祭は大人になるための歩みだったのかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2008年4月18日
- 本棚登録日 : 2008年4月18日
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