今回はなかなか苦しい巻だった。
安井さんをすごく悪者のように思っていたが、
過去を知ってから安井さんのことを酷いの一言では言い表せないなと思うようになった。
仕事だからと割り切っているけれど、
寂しさを拭いきれていない顔に見えるのは過去を知ってしまってからなのか…。
雑誌自体がなくなってしまっては元も子もないし、
編集者にだって家族がいていつも仕事優先していいとも思わない。
でも漫画家からすると安井さんはあまりにも非情で。
このマンガなら皆が納得できるようにストーリーを持っていってくれると信じている。
重版出来!の中田くんや、(いきなりだけど)ハイキュー!!の影山くんみたいに
空気を読めない人の言葉だから信じられる、救われることもあるんだなと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年8月28日
- 読了日 : 2021年8月28日
- 本棚登録日 : 2021年8月28日
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