教育は遺伝に勝てるか? (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2023年7月13日発売)
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本棚登録 : 603
感想 : 32
4

非常に面白かったです。
特にアルコール中毒の例は面白かったです。
反面教師だと思っていたことなども、結局親のある部分が嫌だなぁと思うのって、その遺伝を受け継いでいないからだと。
もしくは、その遺伝(お酒好き)を発揮できる環境にいないとのことでした。
私たちは遺伝子でできている、こんなこと知っていたはずなのに、本書を読んでから自分は遺伝子に支配されている気分になりましたね。
遺伝が自分そのもの。しかし、じゃあ教育も何も関係ないじゃないか、頑張ったって親の頭が悪ければダメじゃないかと言ったらそういうわけではないということです。
自分の持つ遺伝子を発揮するには、それなりの環境や教育によって発揮されるということでした。
大変面白かったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年1月29日
読了日 : 2024年1月29日
本棚登録日 : 2024年1月20日

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コメント 4件

つぶあんたいやきさんのコメント
2024/01/31

初めまして、フォロワーのつぶあんたいやきと申します。
面白そうと思っていたので大変参考になりました。星4なのにはなにか理由があるのでしょうか?

maiさんのコメント
2024/01/31

つぶあんたいやきさん
初めまして(o^^o)いつも拝見しております!コメントありがとうございます。
星5にできなかったのは、この本は双子の実験に基づいて話が進んでいくのですが、少々事例が多く感じたため星4にしました。
というのも私は事例が多すぎるのが本を読むのが少々苦手でして…(~_~;)笑
個人的な理由で申し訳ないのですが星4にさせていただきました。ですが、内容としては、事実と筆者の見解も含めて納得できるものでしたのでとても良かったと思います(o^^o)

つぶあんたいやきさんのコメント
2024/01/31

maiさん丁寧な返信ありがとうございます。事例が多いとどうしても冗長に感じてしまいますよね。読んでみます!!

maiさんのコメント
2024/01/31

つぶあんたいやきさん
こちらこそ、ありがとうございます(*^^*)
そうなんですよね、もう少しちゃんと読み込めるようになれたらなと思いますが…笑(ー ー;)
コメントありがとうございました(o^^o)

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