ツバサ(4) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社 (2004年2月17日発売)
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本棚登録 : 1770
感想 : 36
4

第22話~28話まで収録。高麗国→霧の国→ジェイド国へと、さくらの「記憶の羽根」を探して3つの異界を旅する巻です。

ジェイド国の北の町・スピリットに伝わる300年前の伝説。金色の髪の姫様が「力」を持つ羽根を手に入れ、城主となるが、その城下からは子供達が次々に消えて入ったという。そして小狼達がスピリットを訪れると、再び子供達が次々に消えていて…。というお話です。

4巻ではアクションが少なく、その謎解きがスピリット編のメインです。4巻だけでは明らかになりませんが。少しづつ記憶と自分らしさを取り戻し始めたさくら、けれど黒く塗りつぶされたような小狼との記憶。これでもかと登場する小狼不在の回想シーンと、それを「不思議」だとさくらに言われた際に甦る、小狼自身の思い出。少しづつ小狼の哀しい過去も明らかになり、本当に悲しい。

ファイが言うように楽しい旅になれば良いなと願う巻。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: CLAMP関連
感想投稿日 : 2010年10月13日
読了日 : 2010年10月13日
本棚登録日 : 2010年10月13日

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