二度はゆけぬ町の地図 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2010年10月23日発売)
3.74
  • (44)
  • (89)
  • (65)
  • (11)
  • (4)
本棚登録 : 651
感想 : 82

数年持っていたがなかなか最後まで読めなかった。
亡くなられたということで思い出して、やっと一気に読めました。

こういう人の心情というか何故だろうと思うことが、細かく描かれていて、とてもよくわかりました。人間らしさというか。すごく隠さないそのままで生きているんだな。

お年を召した大家さんの話とかは、先も短く持っているものも多いのだから、それくらい、、、とか思ってしまう。笑

留置所の話や家族の話女の話風呂の話
面白いそしてデジャヴ感。
他の本は読めなかったけど、ただこれ1冊が残っていたのがまた面白いな。

大きく見るとみんなそれぞれ全然噛み合わないようでいて、実はどこか大きなところで噛み合っているというか。

今この本が読めたのも、私の大きな手助けになりました。




読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月10日
読了日 : 2022年2月10日
本棚登録日 : 2022年2月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする