グレン・グールド: 未来のピアニスト (ちくま文庫 あ 49-1)

  • 筑摩書房 (2014年9月10日発売)
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本棚登録 : 96
感想 : 6
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さまざまな逸話がついてまわるグールドの、色眼鏡を取りさった、本来の姿に迫っていて、興味深く読めた。グールドの中に流れていた音楽や、理想として目指そうとしていた音楽、演出によって作り出された音楽など、グールドを構成していたたくさんの糸が丁寧に紐解かれたようだった。自分にとって、初めてのグールドに出会い、読後はとても新鮮な気持ちになった。
巻末には小山実稚恵さんによる解説もあり、グールドの音楽の魅力がより一層伝わってくる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本棚の10冊で自分を表現する
感想投稿日 : 2015年4月24日
読了日 : 2015年4月24日
本棚登録日 : 2015年4月24日

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