面白くてびっくりした。
これぞガース・ニクス!という作り込まれた独自の世界観が最高でした。
ハウス、管財人のマンデー、配下の昼役(ヌーン)・暁役(ドーン)・黄昏役(ダスク)、下層アトリウム…。
ワクワクする言葉が次々出てきて、読む毎にどんどんこの世界に引き込まれていきました。
古王国記シリーズでは、武器がベルだったり、音階で魔法を使い主人公の導き手は猫や犬ですが、今回は武器が時計の分針!
主人公の導き手は、意思を持った遺書の文字!それがカエルに姿を変えてます。
ガース・ニクスさんの頭の中、素晴らし過ぎます。いったいどんな世界が広がっているんでしょうか。
何もかもちぐはぐな世界に、普通の男の子が迷い込んでしまう様子が『不思議の国のアリス』のようでした。
全7巻まだまだ先があるけど、大好きな作品になりそうな予感に顔がにやけます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2017年10月10日
- 読了日 : 2018年8月21日
- 本棚登録日 : 2017年3月23日
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