芥川賞としては、あっさり読みやすく所謂モヤモヤする感じは無く軽め。
文章構成は上手いし平易な文体で手に届く小さい世界を上手く描いてる。
難解さはなく不快感もほぼない。作者自身の人柄が前向きなんだろうと思う。
ただ、人の奥に潜んでる闇や美のようなものは描かれていないのが、芥川賞にしては物足りないと思われ、選評もやや割れていた笑。
選評委員では宮本輝氏、池澤夏樹氏、河野多恵子氏が◎
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月19日
- 読了日 : 2023年5月19日
- 本棚登録日 : 2023年5月19日
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