ヤングケアラーの子ども達がどういう生活を送っているのか、ニュースの特集やドキュメンタリーでその表面的な部分はわかっていたつもりでしたが、その内面や成長するにつれて生じる歪みまではほとんど想像できていませんでした。
成長して経済的に自立して「はい、リスタート」となれるわけではない。
親になる事への葛藤、フラッシュバック等々、読んでいて胸が締め付けられる思いに何度もかられました。
山根さんの「自分のことで泣けるようになってよかったじゃない」という言葉、驚くと同時にズシッと重く響きました。
読書状況:読み終わった
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関心のままに
- 感想投稿日 : 2023年3月23日
- 読了日 : 2023年3月23日
- 本棚登録日 : 2023年3月16日
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