なぜ命を賭してまで山に登るのか?
それはなぜ生きるのかと同じ問いだという。
そこに山があるから登るのではない。
オレがいるから山に登るのだと羽生は言った。
生きることに意味がないのと同じように、山に登ることに意味はない。
生きた時間の長さではなく、生きた時間の濃さなのか?
私にはわからない。
そこまで危険と隣り合わせな濃い時間を過ごしたことがないから。
私はできるだけ安全で安心に生きたいと思う。
けど、そこまで、命を賭けれるものがあって、闘っている熱い男たちに惹かれるし、羨ましいと思う。
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- 感想投稿日 : 2023年9月5日
- 読了日 : 2023年9月4日
- 本棚登録日 : 2022年7月14日
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