英国太平記: セントアンドリューズの歌

著者 :
  • 早川書房 (2009年5月1日発売)
3.33
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 2
3

13世紀、14世紀のイングランドVSスコットランドの争いを英国王エドワード1世、スコットランド王ロバート・ブルース王の生涯と共に描いた歴史物語。対フランス、対イングランド、対ローマ教皇と目まぐるしく対立、講和、休戦、破局を繰り返すヨーロッパ中世図に触れることができる。ただ厄介なのが同名の人間が何人も出てくることでどこの誰と家系図や人物相関図を頭に入れながら読まないと混乱することかな(笑)百年戦争以前のイギリス史入門書的な感じで気楽に読めて楽しかった。映画「ブレイブ・ハート」を見た方は面白く復習できるんじゃないかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年7月13日
読了日 : 2009年9月20日
本棚登録日 : 2009年7月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする