養老孟司の旅する脳

著者 :
  • 小学館 (2009年3月26日発売)
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本棚登録 : 249
感想 : 28
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養老孟司は大好き。バカの壁とか、逆さメガネは正直、考えが永遠とループしているような感覚がして、すんごくしんどくなるんですが。。。ただ優れている、という点でいつも学ばせていただいている。こちらはとても読みやすく、好きな旅関連のエッセイなので楽しめました。しかもたくさんの知識を発揮されるので、読むたび新たな発見と驚き。そうかーと納得する歴史などw とても勉強になります。というか、これを取っ掛かりにして勉強しなさいって感じですが。漢語や中国のこと、奈良の手付かずの自然、日本人はなぜ記念写真が好き?っていうのも、そんな理由!って。日本人がいつも写真を撮りまくってるのを見てフシギだったんですが(自分含め)視覚に強い民族というわけだ。退屈知らずは本と虫、っていうのも良い。退屈してしまうのは夢中になれるものがないし、忙しくなれないから。やはり趣味・好きなものは多角的に持っていたほうがいい。これからの時代特に。こっちとあっち、そっちとこっち、というように強くなれるし。


読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2009年9月12日
本棚登録日 : 2009年9月12日

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