女子高生いじめモノ。娘の隠された遺書を見て、父親が復讐しようとするというプロットなのだが、流石は芦沢さんというか、一捻りも二捻りもした展開に驚く。父親の復讐に対する思惑、イジメの主犯の無垢な悪意、腰巾着の子の人間味、など「こんな筈じゃなかった」という描き方がとてもよい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2023年8月14日
- 読了日 : 2023年8月14日
- 本棚登録日 : 2023年8月14日
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