猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2012年7月13日発売)
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本棚登録 : 256
感想 : 45
3

時代小説とバカミス、メタミスを融合した変な小説。
密室を偽造する話、わらべ歌の見立殺人、館ものの屋形船(これ他のバカミスでもあったなぁ)、そしてアレです。
アンフェアだと怒る人、楽しめる人がいるかと思いますが、第三章の後、とんでもなく変なタイミングで「読者への挑戦状」が入るのが最高に笑えます。
そして、第四章は「違う違うそうじゃない、それはそういうふうに使うものじゃないー」と始まるのです。伝わりにくいけど、ここが最高なのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2020年4月26日
読了日 : 2020年4月16日
本棚登録日 : 2020年4月26日

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