昭和12年の名古屋博覧会を舞台にした本格ミステリ。「たかが殺人じゃないか」を先に読んでしまっていた。本作は太平洋戦争の直前、満州との関わり方や、不穏な空気感を描きながら、割と突拍子もない大トリックを仕掛けたミステリとなっている。途中のプロットがどうしても散漫なのだが、なんだか心に残って後引くシリーズなんだよなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年8月14日
- 読了日 : 2023年8月14日
- 本棚登録日 : 2023年8月14日
みんなの感想をみる