クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

  • 日経BP (2014年6月20日発売)
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クリエイティブコンフィデンス(想像力に対する自信)とは、『自分には周囲の世界を変える力がある」という信念。自分のしようと思っていることを実現できるという確信。
何が待ち受けているかよくわからないまま参加したパトロゴ。

技術ではなく人間を中心とした支店から問題を見つめることで新しい変化が生まれる。

人々の動機や根本的な考え方&経済的実現性&技術的な実現性=イノベーション

着想→統合→アイデア創造/実験→実現 の繰り返し
着想(inspiration)
ニュートンのようにリンゴが頭の上に落ちてくるのを待っていては行けない。創造的思考に火をつける体験を積極的に求めよう。意図的にアクションを起こすことが、着想の燃料になる。そして、生身の人間のニーズ・欲求・動機を理解して共感すれば斬新なアイデアを思いつくきっかけになる。
統合(synthesis)
現場で時間を過ごしたら次は意味付け。それまでに目撃・収集・観察してきたすべてのものごとの中にパターンやテーマ、意味を見つけだす。具体的な内容や物語から人々の集団全体にわたる抽象的な真実へと視点を移す必要がある。
アイデア創造(ideation)と実験(experimentation)
無数のアイデアを出し、多岐にわたる選択肢を次々と検討していく。
有望なアイデアは、素早くラフな形で表現する。
実現(implementation)
デザインに磨きをかけ市場に出るまでのロードマップを準備する。
デザイン思考では、直感的にものごとをとらえ、パターンを認識し、機能的なだけでなく感情的にも意義のあるアイデアを組み立てる。

コチコチマインドセットの持ち主は、自分の能力の限界が他の人にばれるのを恐れて、安全な場所にとどまろうとする。隠れた弱みをさらけ出すくらいなら、長期的な成功の可能性をあきらめる。

アルバート・バンデューラ
高校を出て理想だけじゃなく現実をみたことにより「自己効力感」(自分は状況を変えられる・この世界でしようとしていることを成し遂げられる)が低下した。。。?

もっと成功したいなら、もっと失敗する心の準備が必要。
健全な失敗から生まれる人間的な回復力・勇気・謙遜は、教育や成長の貴重な一部である。

全く新しいものを世に送り出すにあたって大切なのは、経験の年数よりも、経験した製品サイクルの数。素早いイノベーション・サイクルを十分に経験すれば、イノベーションプロセスに慣れ、新しいアイデアの善し悪しを見分ける鑑識眼が身につくはずだ。

今までの最大の失敗や挫折をまとめた失敗のレジュメをかく。

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感想投稿日 : 2016年2月3日
本棚登録日 : 2015年12月28日

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