小野不由美は、自作のキャラクターを物語上で「活かす」ためにお気に入りのキャラクターも容赦なく死なせる。
田村由美は、キャラクターを愛するほど、怒涛のように過酷な試練を突きつける。
作家ってホント、サドな商売です。
かわいい子にほど、見た目通りのハッピーエンドを用意してあげない、難儀なお二人。
そんな作者の愛情を、ありがた迷惑なほどいっぱいに注がれている鷹さんでした。
(とはいえ、本当に愛されているのは吹雪くんかもしれませんが。何といっても最後のお別れの舞台を、一人で3回もよういされてる彼って……)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
タムラ塔
- 感想投稿日 : 2012年11月20日
- 読了日 : 2012年11月20日
- 本棚登録日 : 2012年11月20日
みんなの感想をみる