白魔 (光文社古典新訳文庫 Aマ 3-1)

  • 光文社 (2009年2月1日発売)
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本棚登録 : 225
感想 : 31
4

非日常に実在を見、日常をまやかしと見る。
どの作品も日常の生活に隠されて見えない実在(聖や魔)に登場人物たちが引き込まれていく物語。
直接的な描写はなく、あくまで「何か違うもの」に対しての象徴や予感を静かに描く。
物語としてははっきりしないものが多いが、見えない真実、本当の生きる意味、どこかにあるという確信のもつやさしさ。
わけがわからない不気味さと共に、何故か癒される作品群。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2009年2月12日
本棚登録日 : 2009年2月12日

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