小学校時代に読んだ中学生向けの課題図書。以来愛読書ですが今回はじめて第2部を読みました。もう少し分量があってより読み応えのあるものだったらよかったのに…と言う気持ちはしますが、主人公の恵子が自分やまわりの人々の境遇を子どもながら冷静に客観的に見つめ、自分の未来を決定していく様が、感動的であるのと同時にその年齢にしてそうならざるを得なかった境遇に涙です。それでも彼女の持つ知性により、将来の自分や自分が助けることができそうな人たち(祖父母や友人たち)への希望が持てたことは素晴らしいことだと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
女の一生
- 感想投稿日 : 2011年7月17日
- 読了日 : 2011年7月17日
- 本棚登録日 : 2011年7月17日
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