商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2012年5月17日発売)
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感想 : 138
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読むのにかなり苦戦しました。
自分の中の商店街は、地元の駅の裏にあるシャッター商店街と、地元で最大の権力を揮う百貨店のお膝元の商店街であり、どちらも過去の遺産というイメージです。しかしそんな商店街も実は百貨店よりも歴史の浅いものであり、百貨店とは敵対してきたというのは驚きでした。
自分は消費者の立場でしかないので、自分たちの立場を守るために、圧力団体として動く商店街を恐ろしく感じました。
タイトル通りの「商店街はなぜ滅びるのか」は詳しく説明されていて、というか詳しすぎるくらいでわかり易かったのですが、商店街の将来性については少し雑かなと感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 講義用
感想投稿日 : 2012年10月21日
読了日 : 2012年10月19日
本棚登録日 : 2012年10月21日

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