NICU編までしか読んだことがなかったので、最初から全巻読み直しました。
第4外科編では「死とは何か」「生きるとは何か」ということが語られますが、説教臭さがまったくなく、寧ろ心をつきい動かされ涙が溢れてきました。
大学病院という政治的側面も強い舞台の中で、それぞれの正義や諦めがぶつかりあう。諦めというのは怖いものでもあるが、病院という異常な場所では仕方がないのではないかと思う。
医者自身が患者を差別しているという話が印象的。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ヒューマンドラマ
- 感想投稿日 : 2012年10月4日
- 読了日 : 2012年10月4日
- 本棚登録日 : 2012年10月4日
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