集合的無意識という通常の心理学の領域を超えて探究にむけて努力をするも、行き詰まっていたユングに突破口をひらいた道教の瞑想書。
中国学者のヴィルヘルムのドイツ語訳に心理学的なかなり長文の解説をユングが書いたものの翻訳。
どうしてこの本がユングのブレイクスルーになったのかは、あまり実感できない。
「老子」の議論になんだか仏教的なものが組み合わさった感じなのかな?
ユングの解説がまたこの道教の瞑想書の解説になっているのか????これも不明。ただ、ユング心理学の発展の1プロセスとしては、面白いかな?
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- 感想投稿日 : 2021年5月2日
- 読了日 : 2021年5月2日
- 本棚登録日 : 2021年5月2日
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