生きることを学ぶ、終に

  • みすず書房 (2005年4月22日発売)
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本棚登録 : 99
感想 : 7
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デリダの最後のインタビュー。死を明確に意識しつつ、生を強く意思する。が、やっぱり、哲学的な遺書、お別れのメッセージか。

他の著作にくらべれば、相当に明快。個人としてのあり方の倫理性や政治性が明確にでている。

とはいえ、そこはやっぱりデリダで、簡単という訳ではない。

でも、わけ分からないなりにデリダも何冊かよんでれば、それなりに読めるようになってくるのが、怖い。

訳者の鵜飼さんのあとがきがとてもよい。本はわけ分からないけど、デリダって、とっても良い人だったわけね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年5月3日
読了日 : 2009年5月25日
本棚登録日 : 2017年5月3日

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