同じ日に買った失恋ショコラティエとはある意味対極な・・。
家を出て行こうとした千太郎を引きとめ、文化祭への猛練習を開始した二人だったが、文化祭前日、事故を起こし・・・。
という、かなり重い巻でした。
律ちゃんとの仲にも、ちょっと亀裂が。
ただ楽しくジャズを弾いていたらよかった頃から、不安や希望を抱えつつも
それぞれの道を歩き出す。
それが大人に近づいているということかもしれないけど。
坂道のアポロンは、一読したときは「ふーん、まぁ面白かったな」と思う程度なのだけど、こないだ全巻読み直してみて、じわじわ来るものを感じた。
私にとっては、読めば読むほどコクがでるお話のひとつです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小玉ユキ
- 感想投稿日 : 2011年11月14日
- 読了日 : 2011年11月14日
- 本棚登録日 : 2011年11月14日
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