楽園の烏 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2022年10月5日発売)
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本棚登録 : 817
感想 : 58
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八咫烏シリーズの第2部開幕とあって、ファンの期待を背負った形での発売だ。1部の登場人物がこぞって現れ前作から20年後の世界が描かれる。山内と人間界との関わりが明かになり、烏と猿、人間、天狗、そして新たな登場人物たちの思惑が交差して事件が起きる。
八咫烏シリーズはファンタジーという形を成した政治の話だも思う。そんなこと考えていたのかお前は!!と話が進むにつれて明かされるこの20年の出来事と、さらにこれから。
ここは本当に楽園なのか?、何をもって楽園なのか。
あっという間に読みきってしまう面白さはさすがだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月11日
読了日 : 2022年9月11日
本棚登録日 : 2022年9月2日

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