成長できる人は間違った階段を登らなかった人ではない。間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び降りることができた人なのだ。例えば現場の社員から係長になり課長になり部長になっていく時、一見するとキャリアを積み重ねているように見えるが、本当は立場が変わるたびにリセットしなければ、役職にふさわしい成長は望めない。
日本はこれまでアメリカお手本に1人量を追求することで成長してきた。しかしその延長線上に文化は無い。その事はアメリカの食事を見てみるとよくわかる。今世界で1番お金持ちの国アメリカの食事は、世界一まずい。それはこの国の価値の判断基準が、まだ文化ではなく公立であることを物語っている。
決断と判断は似ているが決定的に違う点がある。それは判断には正解があるが、決断には正解がないと言うことだ。メリットとデメリットを考えメリットの多い方を取ると言うのは、決断ではなく判断である。メリットもデメリットも同じでどちらを選べばいいかわからない時、そういう状態で下すものこそが「決断」なのだ
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- 感想投稿日 : 2021年12月26日
- 読了日 : 2021年12月26日
- 本棚登録日 : 2021年12月26日
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