ウィーンと言えば、音楽の都。加えてお菓子&カフェの充実さは群を抜いていて、本を読むとちょっと圧倒されてしまうほど。
まず、王室御用達のカフェ&ケーキの紹介から始まり、老舗カフェ、5つ星ホテルのカフェ、話題のカフェ、そしてお土産から家庭でできるお菓子、製菓道具等々、とこれを読めばウィーンのカフェ通になった気分に。
写真もエレガントで、ケーキからも『伝統』を感じることができる。つかの間、観光気分を味わえた。
行ってみたくなったのが、ブルク公園の傍にあるパルメンハウス。
皇帝が設計させたユーゲントシュティール様式の温室で、天井の高さは15mも。ウィーンはおろか、世界でも有数の美しいカフェとのことで、納得。
ケーキ自体は、有名なザッハートルテのように、どっしりとして重厚感のある特徴的なもので、いかにもヨーロッパ的。
たくさん載っているケーキの一つ一つについて、簡単な解説があり「なるほど、これはこんな味か」と想像しながら楽しめた。
とはいっても、ケーキが大好きなわけではないので、ウィーンに行っても一日に一つぐらいしか食べられないと思うが…。
私はどちらかと言えば、軽めの食感のものが好み。
以前、モントゼーを訪れた際、「全国大会で一位になった」と言われて食べたアップフェルシュトゥルーデルの味が忘れられない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
料理
- 感想投稿日 : 2013年5月2日
- 読了日 : 2013年5月2日
- 本棚登録日 : 2013年5月2日
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コメント 2件
imogenさんのコメント
2013/05/03
Intermezzoさんのコメント
2013/05/04