息子も大好きだったこの本を、娘と一緒に読める日を心待ちにしていました。毎晩、毎晩、とにかく読めることが楽しくて(娘が、一度も「今日はほかの本を読んで!」と言わなかった)、時に声を出して笑い、電気を消してからも、本のことを話ながら寝ました。
それが、最後の最後で一転。最後の日は、あまりの理不尽さに涙が溢れて仕方がなかった。大人社会の理不尽さに悔し涙を流した夜。たぶん、娘には、忘れられない読書経験になったと思う。手をつないでいないと眠れない甘えん坊の娘が、母に背を向けて丸まって寝た夜。何を感じ、何を考えたかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ま行
- 感想投稿日 : 2015年10月3日
- 読了日 : 2015年10月3日
- 本棚登録日 : 2015年10月3日
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