なんというか、不思議な読後感。
この前に読んだ『夜の光』も色が違うと思ってたんだけど
この『短劇』はそれ以上だった。
読後感がいいか悪いかといったら良くはない。
だけどただ薄気味悪いとかゾッとするだけではない何か、
巧く説明できないけど、気持ち悪いんだけどクスッと笑っちゃうような感じ。
長さ的には物足りない向きもあるかと思うが
坂木司という作家さんは意外とこういうショートショートもイケるんだなーと
目から鱗が落ちる気がした。
個人的には
『カフェラテのない日』のオチのほのぼの感、
『ゴミ掃除』のどんでん返しのスッキリ感、
『試写会』の主人公に一切同情できない感じが好きだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ/サスペンス/ホラー
- 感想投稿日 : 2013年7月24日
- 読了日 : 2013年7月23日
- 本棚登録日 : 2013年7月24日
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