うっかり先に読んじゃった『ステーキを下町で』は
食(と酒)に対する(いい意味での)貪欲さが前面に出ていた気がする。
ところが、この本を読んで先ず思ったことは
食べることは生きるために絶対に必要なことである、という事実の再認識だった。
「お腹に入ってしまえば同じだよねー」などとちょくちょく言ってる自分を戒めてみる。
確かに食べることで胃の内容量は満足するかもしれないけど
食器に凝るとか、日々の設えとか、そういう何気ないことで
如何に食べることでココロが満たされるか、幸せな気持ちになれるか、
なんてことがぎっしり詰まった本だと思う。
食事が生きるために必要なことなら、やっぱり美味しく食べたいもんね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ/コラム
- 感想投稿日 : 2014年1月16日
- 読了日 : 2014年1月13日
- 本棚登録日 : 2014年1月15日
みんなの感想をみる