メンツが思いっきり豪華。
それ故1人当たりのヴォリュームが物足りないことこの上ない。
この3倍くらいページ使ってもいいと思う。
書く人と読む人、という対比はあるものの
相手は児玉さんなのでその辺の線引きは曖昧なのかな。
なんだかこの対談集を読んでいると
自分も書けるんじゃないかという壮大な勘違いをしてしまうのが怖い。
書いてみたいと思うのと、実際に書けるかどうかは天と地ほどの違いがある。
そんなことを考えながら読んでたら、有川浩さんの『ストーリーテラー』を思い出した。
それぞれのインタビューの最後についていたおすすめ本も気になる。
こういうところから次の触手が伸びるんだよな。
大体が和やかに進んで行ってる対談の中、三浦しをんさんと有川浩さんの回だけは
新しい理解しにくい言葉が出てきて若干困惑気味な児玉さんの姿が見て取れる。
失礼ながらおじいちゃんと孫の会話を覗き見しているような感覚が面白かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ/コラム
- 感想投稿日 : 2013年6月12日
- 読了日 : 2013年6月12日
- 本棚登録日 : 2013年6月12日
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