二.二六事件で処刑された青年将校の妻たちのその後の人生を追ったノンフィクション。青年将校等が事件に加わったそれぞれの経緯や死に際しての家族への痛切な心情等も詳らかに描かれていてる。日本史の一大汚点ともされるこの事件の首謀者たちの素顔と、いきなり重い十字架を背負わされることになった妻たちが歩んだその後のそれぞれの人生を知ることで、改めて「生きるとは?」という重いテーマに向き合った。
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- 感想投稿日 : 2016年5月25日
- 読了日 : 2016年5月25日
- 本棚登録日 : 2016年5月25日
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