天久鷹央の事件カルテ第三弾!
やっぱり長編のほうが読みごたえがあって楽しめます。
今回はシリアルキラーvs鷹央
いつも通りのライトな掛け合いもあり、楽しめました。
都内近郊で発生した女性の連続絞殺事件。現場に残された血痕のDNAは4年前に死んだ男のDNA。さらにその死亡診断書を書いたのが鷹央。
当時の鷹央の誤診?
何かトリックがあったのか?
死んでいなかったのか?
何らの手段でよみがえったのか?
その後も次々と繰り返される殺人。
シリアルキラーは誰なのか?
途中から同じDNAを持つ双子?という展開もありますが、これまたうまいミスリード(笑)
さて真相は?
といった展開でした。
こいつが怪しいなぁって思っていたら、案の定その人物が犯人だったわけですが、その裏側に隠れていた真相と設定は驚き!
そんなことあるんだって、医学知らない人には解けません(笑)
さすが医療ミステリー!!
最後、この事件を通しての鷹央の苦悩が描かれています。これが、物語の深みを与えてくれます。
お勧めです!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2023年8月13日
- 読了日 : 2023年8月13日
- 本棚登録日 : 2023年8月13日
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