夜叉桜: 長編時代小説 (光文社文庫 あ 46-2 光文社時代小説文庫)

  • 光文社 (2009年11月10日発売)
3.82
  • (64)
  • (172)
  • (95)
  • (14)
  • (1)
本棚登録 : 1191
感想 : 103
3

弥勒シリーズ第二弾
遠野屋も主役なんですね。
信次郎、遠野屋、伊佐治で物語が続くんですね。
前作よりさらに人物描写の深さを感じます
ぶっちゃけ、遠野屋は好きなキャラですが、信次郎は嫌いなキャラ。そこをバランスとっているのが伊佐治親分という関係性です。

ストーリとしては、
次々と女郎が殺されます。そのうちの一人は遠野屋の手代の幼馴染。そして、その子が持っていた簪。
この簪から、信次郎は遠野屋とのかかわりを掘り下げていきます。
事件の真相は?

さらに、遠野屋が何者かにさらわれるという事態に
その背景にはまた深い闇がありました。

ラスト、明らかになる女郎殺しの真相
そしてそこにあった闇

しかし、最後の最後、遠野屋に新しい光が!
となって、続きが気になります。

これは、やはり1作目から読まないと面白さが半減です。
必ず、1作目から読みましょう!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2022年11月13日
読了日 : 2022年11月13日
本棚登録日 : 2022年11月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする