有栖川有栖、篠田真由美、二階堂黎人、法月綸太郎の短編。
エラリークイーンのYの悲劇を意識した、珍しい文庫書き下ろし
。
篠田さんは初めて読んだけどまあまあだった。ちょっと濃いめの文章を書く人だ。女性らしいとでも言うべきかな。
法月さんの「イコールYの悲劇」が一番好みだった。例によって息子が出てくる。
二階堂さんのは「私が〜」が面白かったので期待してたのだけれど、(この本もそれで借りたようなもの…)シリーズのキャラクターが出てきたらしいけどちょっと軽めで期待外れだった。『メタ・ミステリー』と言う手法は初めて読んだけれど、そのせいで軽く感じるのかも…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2010年4月7日
- 読了日 : 2004年9月22日
- 本棚登録日 : 2004年9月22日
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