不幸にする親―人生を奪われる子ども

  • 講談社 (2008年1月29日発売)
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本棚登録 : 322
感想 : 35
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自分の心がおかしいと本当に気付いた時に、必死に探し当てた本です(本当に気付いたとは、他人へ依存しよう、とも思いつかないくらいに、心が解決に向かって必死に集中していたという事です)。
まさにビンゴだったので、私にとっては長年の悪夢から解き放たれるきっかけをくれた本となりました。

この本の良さは、こうしなければダメだ、こうしなければいけない、
という、アダルトチルドレンにとってマイナスになるHowToが無いこと、
それから、読者一人一人の現状も踏まえて、例えば物理的にどうしても変えられないところはそのままでいい、というように、
所謂「否定」「突き放し」「切り捨て」の無いところだと思います。
アダルトチルドレンは、本気で自分がそうだと自覚できれば、半分は回復できているので、是非この本を読んでほしいと思います。

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感想投稿日 : 2011年11月19日
本棚登録日 : 2011年11月19日

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