詩人は非日常を飄々と生きている…という勝手なイメージを持っていたので、介護となるとそうではなく、アーティストであっても時間と体力と気力を削られるのだとわかるエッセイでした。
途中からお父様との会話をまるごとメモするということをなさってましたが、これって良いかもと思います。
つくづく思うのは、介護って子育て以上にあとから色々後悔しそうだなということ。周りから見て十分にしっかり介護しておられる方でも、「もっと、ああしとけば…」などという気持ちは沸き上がるんだろうな。
いつもの伊藤比呂美さんとは違う一面を見れた一冊で良かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月13日
- 読了日 : 2024年3月13日
- 本棚登録日 : 2024年3月13日
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