武田勝頼:日本にかくれなき弓取 (ミネルヴァ日本評伝選)

著者 :
  • ミネルヴァ書房 (2011年2月10日発売)
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メモ
武田勝頼の伝記。史料を多用され、深く掘り下げておられる。猪突猛進で武田家を滅ぼした勝頼は無能な武将というイメージがあるが、本書はその考えに異を唱えている。

思いがけず諏訪家から武田家を継ぐことになった(信勝の陣代という説もあるが)。周りを味方の上杉家以外に織田家、徳川家、北条家に囲まれ攻め込まれ、家臣の相次ぐ離反で死に追い込まれた勝頼の無念は察するに余りある。わずか数カ月で後を追うことになった信長はどう思ったのだろうか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2011年3月2日
読了日 : 2011年3月2日
本棚登録日 : 2011年3月2日

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