ざっと目次を見るように、著者なりの教養の入り口を見せてくれた。私とは何かという答えのない問いが、すべての学問や研究に通じていることを実感させてくれた。無からは何も生まれない。何かがあるなら、その理由が必ずあるはずだ。幼い頃はこれを知らず、知ってからも答えがわからなないことは、無視していたように思う。
学生時代は、入りたい大学を出て、やりたい仕事に就くのがよいと信じ、勉強していた。あの頃の私は理解できないかもしれないが、楽しく生きるために勉強するのだと伝えたい。
楽しく生きようとするなら、あらゆる角度から自分を知る必要がある。先人が積み上げてきたものをフル活用して、私は楽しく生き、また一歩を積み重ねようと思う。
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- 感想投稿日 : 2015年9月2日
- 読了日 : 2015年9月2日
- 本棚登録日 : 2015年8月17日
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