「女を楽しませる」ことが男の最高の仕事。 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房 (2011年1月8日発売)
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本棚登録 : 219
感想 : 20
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以前、中谷さんのセミナーに行ったことがあります。確かブランド人になるには的な内容だったと思いますが、めちゃめちゃいい声していて、プレゼンもばっちり。そして、とても周りの人を大事にしている。誠実でかっこいい人だなという印象でした。
その中谷さんの、女性に対する振る舞い方をまとめた一冊。いかにもモテそうな中谷さんが、どのようなポリシーを持っているかに興味を持って買いました。

中谷さんの見解では、女性が求めているのは、
①楽しいこと
②守られていること
この2点を軸に、女性を楽しませる為に男がするべき61のポイントを挙げています。

本書のまとめを1行で引用するとこれ。


”共感の中にしか「楽しい」は存在しないのです”


面白いことを言えばいいっていうものではない。
そこに共感があるか、相手を大切にする気持ちがあるかが大事とのことです。

僕も女性は大好きなので、女性に心地よくいてもらえるような男になりたいと思っています。最高にやりがいのある、クリエイティブで楽しい仕事。ただ、そう簡単じゃないですね。

僕は共感は好きな方ですが、解が「ねー」と言うしか存在しないような話には流石に「どゆこと?」と思うし、本当に好きになったり、相手がムーディだったらテンパることもあるし。もっと余裕のある、穏やかな微笑みをたたえた男になりたいなあ。

本書は余裕のある男になるためのヒントを与えてくれます。
女性の気持ちを最優先するのは当然で、且つ自分のつまらないプライドを捨てることで、相手の欲しいものを提供して、相手のこころとつながっていく。61のヒントからそんなことを感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年3月31日
読了日 : 2011年3月30日
本棚登録日 : 2011年3月30日

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