妙ちきりんな筋書きの小説。
100ページあたりまで物語が中々進展せず、入院中の会話劇をひたすら眺める。
そこから物語の目標が指し示されないまま数十ページ経過してようやく動きが出てくる。
その後に騒動が巻き起こり、ぬるりと決着。
キエちゃんは確かに奇天烈なキャラだけど、好ましいキャラかと言えば私はそこまで魅力的に感じなかった。
あとは全体的に空気が軽く感じた。離別・緊迫など場面場面で流れるはずの空気が濾過フィルターを通したように澄みきっており今一没入できなかった。
1刷
2021.4.29
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月30日
- 読了日 : 2017年10月7日
- 本棚登録日 : 2021年4月30日
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